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MR検査 (Magnetic Resonance Imaging) [検査のご案内]

放射線を使わず、強い磁石と電波を使って写真を撮影する検査で、被ばくすることなく様々な角度のからだの断面が撮影可能です。

撮影のときは、狭いトンネルの中に入って大きな音の中で検査します。

検査時間は検査部位・条件によって異なりますが、検査室に入ってからおよそ20分〜40分です。

CT(シーティー)などのX(エックス)線を使用した検査と異なる点は、X(エックス)線検査ではX(エックス)線の通りやすさ(骨はX(エックス)線を通しにくく、内臓や脂肪はX(エックス)線を通しやすい)の違いを画像化します。

これに対して、MR(エムアール)検査では体内の水分や脂肪の多さを見分けて画像化します。また、これを応用して体内の液体の流れを画像化することもできます。

そのため、MR(エムアール)検査では造影剤を使用せずに血管を撮影することができます(検査内容によっては造影剤を併用する場合もあります)。

MR(エムアール)検査は脳や脊椎・膝・肩・子宮・卵巣・血管などの検査を得意としており、いろいろな病気の早期発見・診断に有効とされ研究が進んでいます。

また、2011年9月21日よりMR(エムアール)装置のバージョンアップを行いました。

それに伴い撮影用コイル(撮影時に体に装着または体の下に敷き、機械からの電波を受信するための装置)を増やしました。

これにより一部検査では検査時間の短縮と、画質の向上が可能となりました。

一例を挙げると、乳房のMR(エムアール)検査は従来だと1時間ほどかかっていましたが、現在では約20分で撮影が可能になりました。

さらに、画像の3D化が可能となり、より病変を見つけやすくなりました。

膝の撮影の場合、新しい撮影用コイルの導入に伴い、画質の向上と共に体全体が装置の内部に入らなくて済むようになったため、患者さんの心理的な負担の軽減にもつながっています。

なお、この検査は、心臓ペースメーカー・脳動脈のクリップ・人工関節など、体内に金属が埋め込まれている方は受けることができませんので注意が必要です。

また、検査の必要に応じて造影剤を使用する場合があります。

造影をすることで病気の診断に役立つ画像を得ることができます。

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