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コラム・レントゲン

第3回:CT(シーティー)装置が更新されました

9月26日より第2CT(シーティー)検査室に64列マルチスライスCT(シーティー)(GE Optima CT660)が導入されました。

従来、第2CT(シーティー)で使用されていた装置は、体を通過してきたX(エックス)線を感知するための検出器が体軸方向(体の頭から足の方向)には4列並んでいました。

それに対して今回の更新に伴い導入された装置は、検出器が64列並んだものとなっております。

検出器の列数が増えることにより一度に広い範囲を撮影でき、同じ撮影範囲の場合、撮影時間が短くなります。

これにより、従来の装置と比較して息止め時間が短縮されます。

例えば、全身の撮影(胸部から骨盤の撮影)では従来の装置では20秒程度の息止めでしたが、新しい装置では約半分になります。

また、今までより精密なスライスを得ることができるため、画質も向上し、より病変の検出能が良くなります。

検査内容にもよりますが造影剤量の低減も期待でき、造影剤による副作用の発生頻度や程度を軽くできると考えています。

さらに、詳細は未定ではありますが、検出器64列の性能を生かして今までできなかった特殊検査を行うべく、検討を行っています。

一例をあげると、心臓の冠動脈の撮影や、大腸をCT(シーティー)画像をもとにまるで内視鏡を見ているように観察できる撮影などがあげられます。

進捗が決まり次第、本コラムで発表していきたいと思います。

執筆:T.M

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