申請者 | 乳腺外科医長 渡邊 健一 | ||
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申請課題 | 23-7 | TAP-144-SRの閉経前乳癌患者に対する術後補助療法に関する比較試験 | |
研究の概要 |
ホルモン感受性閉経前乳癌患者に対する術後ホルモン療法はLH-RHアゴニスト(2年投与)とタモキシフェン(5年投与)の併用が標準療法とされている。 閉経前乳癌患者に対する術後補助療法として、TAP-144-SR(3M)の2年投与群と3年投与群(最長5年投与)の投与開始後10年の長期予後を検討することを目的とする。 |
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判定 | 承認 |
申請者 | 副院長 近藤 啓史 | ||
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申請課題 | 23-8 | 間質性肺炎を合併する原発性肺癌手術例の術後急性増悪の予防および治療法確立のための他施設共同研究 | |
研究の概要 |
間質性肺疾患合併肺癌手術例の術後急性増悪の頻度を前向きコホート研究から推定する。間質性肺疾患合併肺癌において術後急性増悪に対する予防法と治療の効果の有無を明らかにする。 間質性肺疾患合併肺癌において、特発性肺線維症とその他の病型の急性増悪の相対リスクを比較する。 |
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判定 | 承認 |
申請者 | 看護師 高村 真美 | ||
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申請課題 | 23-9 | 婦人科がん患者への性支援に対する看護者のジレンマ | |
研究の概要 |
婦人科がん患者の性機能障害は羞恥心やプライバシーの面から表面化しにくい問題ではあるが当事者によっては深刻である。当科における性支援の場面は手術患者の退院時オリエンテーションのみで内容も「性交渉の再開時期は外来で許可がでてから」とのみの説明である。化学療法、放射線療法の患者には支援がない状態である。性支援が不十分な原因として看護者の知識不足、羞恥心があることが明らかになっている。本研究では知識不足の具体的な内容を明らかにし、より充実した性支援が行なえるようにしたい。 |
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判定 | 承認 |
申請者 | 腫瘍内科医長 佐川 保 | ||
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申請課題 | 23-10 | 内視鏡胃洗浄廃液を用いた胃がん内視鏡治療後異時再発の予測診断への応用 | |
研究の概要 |
◇主要目的 胃がん内視鏡治療後の症例における異時再発を、内視鏡観察時に発生する「廃液」 (胃洗浄廃液)を用いた分子診断で予測可能かを検討する。 ◆副次的目的 メチル化解析および変異解析による見逃し癌と新生癌の鑑別、メチル化レベルの推移と内視鏡診断の関連、除菌治療における薬剤感受性、除菌治療前後におけるメチル化レベルの推移、発癌関連ヘリコバクター・ピロリ遺伝子の解析。 |
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判定 | 条件付承認 |
申請者 | 血液内科医長 黒澤 光俊 | ||
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申請課題 | 23-11 | JALSG参加施設に新たに発生する全AML、全MDS、全CMML症例を対象とした5年生存率に関する観察研究(前向き臨床観察研究) | |
研究の概要 |
国内の急性骨髄性白血病(Acute Myelogenous Leukemia, AML)および骨髄異形成症候群(Myelodysplastic Syndromes, MDS)、慢性骨髄単球性白血病(Chronic Myelomonocytic Leukemia, CMML)の5年生存率、並びに新規薬剤レナリドミドと脱メチル化薬治療の実施状況を明らかにする。以下の項目をエンドポイントとする。 |
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判定 | 承認 |