看護師の成長・キャリアと教育の関係





平成 29年度 看護部教育研修 年間計画

教育目的 患者さんの気持ちに寄り添い、適切な看護を提供できる看護師を育成する
教育目標 1. 最新の医療・看護に対応した安心で安全な看護を提供できる看護師の育成。
2. 高い倫理観に基づき、対象を尊重した心のこもった看護が提供できる看護師の育成。
3. 多職種と協働し、看護の役割を発揮できる看護師の育成。
4. 当院の役割・機能を発揮し、質の高いがん看護を提供できる看護師の育成。
5. 専門職業人としての自覚を持ち、自らのキャリアを描ける看護師の育成。
対象者 研修名 研修日時 目標(GIO) 行動目標(SBO) 研修方法 備考
レベルT 看護実践に必要な基本的能力を修得する 採用時研修
静脈注射研修
医療安全
4月3〜6日 NHOが担う医療を理解する
看護基準・手順に沿った看護を実践する
マニュアルに基づいて行動する
自施設が担う医療の理解
看護基準・手順の内容の理解と不確実な点の確認
マニュアルの理解とに基づいた行動
講義
演習
別紙参照
多重課題
(段取り)
5月29日
(月)
看護チームの一員として自分の役割を理解する
患者・家族の思い・考え・希望を理解する
担当する複数患者の看護ケアの優先度の決定
予定外事態が発生した場合のチームメンバー、リーダーへの報告、連絡、相談、確認
受け持ち患者・家族への配慮
GW
ロールプレイ
全体会
大講堂
2部構成
コミュニケーション 7月21日
(金)
ともに学びあい、自律した看護師になる 自己の健康管理
ストレスへの気づき
  院外研修
KYT 8月1日
(火)
危険予知・問題解決能力を高め、看護実践に生かすことができる 患者を取り巻く環境に潜む危険を予知できる
インシデント報告の意義・必要性が理解できる
KYT 大講堂
2部構成
救急シミュレーション 11月16日
(木)
エビデンスに基づいた、状況に応じた看護実践 基本的な観察ができ、異常状態を報告する
対応の場面において流れを把握し指示の把握メモ、VS確認などできることを実施する
救命救急処置技術
演習 演習分割
2部構成
フィジカルアセスメント 12月15日
(金)
データベースを活用して、健康状態をアセスメントする
看護基準・手順に沿った看護を実践する
基礎的な知識と観察に基づいた看護の必要性の判断ができる
指導を受けてSBURを用いた状況に応じた報告ができる
指導を受けて基準手順に則ったケアの説明と実践ができる
演習 演習分割
2部構成
リフレクションT 2月27日
(火)
日常の看護実践の中で、支援を受けながら看護行為を振り返りを行なう 自己の看護について客観視する
自己の看護体験を振り返り、他者の体験を共有することで看護を深める
事例報告 2部構成
(課題)
レベルU 1根拠に基づいた看護を実践する

2後輩とともに学数する
メンバーシップ 6月30日
(金)
自己と他のメンバーの立場や役割を認識し、相互援助する 看護チームの一員として、適切なコミュニケーションをはかる
必要な情報を同僚や多職種と共有しケアに生かす
講義・GW
発表
2部構成 
リフレクションU 1月26日
(金)
日常の看護実践の中で、看護行為を振り返りを行なう 看護実践の振り返りを次の看護に活かす
自己の看護体験を振り返り、他者の体験を共有することで看護を深める
事例報告  2部構成
(課題)
プリセプターシップ研修 3月7日
(水)

プリセプターシップを理解する
新人の教育背景を理解できる 
プリセプターとしての役割を理解できる
講義演習   
レベルV 1個別性を重視した看護を実践する
2看護実践者として後輩に支援的役割を果たせる
リーダーシップT
(業務リーダー)
10月19日
(木)
リーダーシップを理解する リーダーシップとリーダー業務の違いがわかる
メンバーの動きに配慮し、必要に応じて業務調整ができる
講義
演習
2部構成
研究T 10月20日(金)
12月19日(火)
3月12日(月)
実践分野における研究テーマに取り組む 文献検索ができる
看護研究計画書の立て方を理解できる
テーマに沿った看護研究計画書を作成できる
講義
講義・ディスカッション
発表
 
リフレクションV 2月15日
(月)
経験した看護を振り返り、自己の課題を明確にする 看護実践を言語化し意味づけする
経験知を可視化し看護の意図・根拠などを明確にする
事例報告 2部構成
(課題)
レベルW 1後輩の学習を支援する
2チームリーダーとしての役割行動が取れる
リーダーシップU
(マネジメント)
7月25日
(火)
看護問題の解決に向けて、チーム内でリーダーシップを発揮する リーダーの役割を理解し主体的の行動する
看護単位の問題を理解し、問題解決に向けてリーダーシップがとれる
講義 2部構成
エルダーシップ研修 3月15日
(木)
後輩育成の役割を果たす 看護職員の教育計画の理解、看護実践の役割モデルとなる
後輩の力を引き出すコーチングの実践
講義
演習
 
研究U 5月10日
(水)
研究的態度を身につけ、看護の質向上を図る 研究的態度を身につける
研究の成果を院内外に発表する
学会発表  
レベルX 管理教育的役割モデル研究的の取り組む TQM 11月6日
(月)
TQM活動の実際を知り、自己啓発、自己研鑽する。 TQM活動を理解し、現場課題が明確になる
自己の役割を認識し、解決への取り組みを理解する
講義
演習
2部構成
院外研修   専門性を発揮する 自己目標を持ってキャリアアップする 自己研鑽  
がん看護研修 レベルU以上 ステップT    がん看護に必要な専門的知識の習得と活用をする

1.がんの病態及び、治療の特徴を理解する
2.がん患者とその家族を理解し、状況に応じた看護実践をする
3.患者・家族とのコミュニケーションを促進し、援助関係を構築する
4.チーム医療における多職種と連携、協働しながら看護援助ができる
5.高い倫理観に基づいた、質の高いがん看護を提供する
がんの診断と治療方法、その看護について理解する
がん患者の身体的・心理的特徴および、社会的背景を理解する
   別紙参照 
レベルV以上 ステップU    家族の心理的特長を理解する
チームで患者・家族を看護する
   別紙参照 
ステップV    患者-看護師関係に基づく意図的コミュニケーション
安らかな最期を迎えられる援助
   別紙参照 

国立病院機構が目指す看護師像: A C T y ナース 理論と、技術をもって、実践し、看護を創造する

  a r t   技術・・・・・・・・・暖かい正確な技術をもち      
C     c r e a t e   創造する・・・・・・患者1人1人に会った適切な看護を創造していく    (法則性を見出し)新しき(より適切な)技術を創造していく研究的意味
 caring   倫理観に基づいた質の高い看護
 coordinate   看護のマネジメント
 coaching   後輩と共に学び合い
  t h e o r y   理論・原理・・・・・原理・原則、理論的な知識を基に、科学的根拠を持った実践      
 teamwork   多職種と協働



新人看護職員教育プログラム

下記の画像をクリックするとPDF形式ファイルで大きく開きます。



静脈注射に関する研修プログラム

平成29年 度静脈注射に関する研修プログラム
研修目標:静脈注射を安全に実施できるために必要な知識と技術を修得する
日程 曜日 時間 内容 担当者など 対象者
4月7日 9:00〜16:00 講義:採血・筋肉注射・皮下注射 エルダー部会担当者 看護師
第1回     演習 採血・筋肉注射・皮下注射 エルダー部会師長・副師長 臨床検査技師
          翼状針の使い方 教育担当看護師長 研修医
           
4月20日 15:00〜15:30 講義:安全な静脈注射のための解剖生理 村松教育担当看護師長 看護師
第2回   15:30〜16:30 演習:医療安全マニュアル Wチェックの方法など 上村医療安全対策係長  
           
4月25日 15:00〜15:45 講義:インシュリン治療と看護(事例・指示の読み方) エルダー部会師長・副師長 看護師
第3回   16:00〜16:30     抗生物質の取り扱い 感染症医師または感染対策係長  
        教育担当看護師長  
           
4月28日 9:00〜10:00 講義:輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い 講義:テルモ、臨床工学技士 看護師
第4回   10:00〜16:00 演習:輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い エルダー部会担当者  
         プライミング・ミキシング エルダー部会師長・副師長  
         ヘパリンロック・三方活栓・シュアプラグの使い方 教育担当看護師長  
         臨床工学技士  
           
5月15日 13:00〜17:00 講義:ポート・PICCの管理・CVの管理 講義:メディコン、東レ 看護師
第5回         CV・PICC挿入患者の看護 エルダー部会担当者  
          カテーテル管理 エルダー部会担当者  
      演習:イントロカン挿入、ポート挿入 エルダー部会師長・副師長  
      演習:カテーテル管理、テープ固定など 教育担当看護師長  
        医療安全対策係長  
           
6月6日 15:00〜16:00 講義:麻薬・向精神薬使用時の注意点 薬剤科  薬剤部長  看護師
第6回   16:00〜17:00 講義:医療用麻薬(貼付剤)の取り扱い 久光製薬 がん性疼痛認定看護師  
        教育担当看護師長  
           
6月16日 9:00〜16:00 レベル2判定 小テスト エルダー部会担当者 看護師
第7回   2部構成  イントロカン挿入・CVの管理 エルダー部会師長・副師長 31名
       輸液ポンプ・シリンジポンプ 教育担当看護師長  
           
7月18日 15:00〜15:30 講義:抗悪性腫瘍薬とその特徴 薬剤科  薬剤師 看護師
第8回   15:30〜16:00    がん化学療法の目的とその適応 がん化学療法看護認定看護師  
    16:10〜16:40    抗がん剤の取り扱い がん化学療法看護認定看護師  
        教育担当看護師長  
           
9月6日 15:00〜15:30 講義:血液製剤について 臨床検査科 技師長  看護師
第9回   15:30〜16:00    麻薬系鎮静薬の投与と管理 緩和ケアチーム 医師 31名
    16:10〜16:10    ハイリスク薬剤の種類と使用時の注意点 薬剤科  薬務主任  
        教育担当看護師長  
           
9月26日 9:00〜16:00 レベル3判定 小テスト エルダー部会担当者 看護師
第10回   2部構成  輸血、麻薬、抗がん剤、麻酔薬 エルダー部会師長・副師長  
       ポート・PICC 教育担当看護師長  
        医療安全対策係長  
           
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