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HOME > 外来のご案内 >がんペプチドワクチン療法臨床試験の開始及びがんワクチン外来の開設について

がんペプチドワクチン療法臨床試験の開始及び
がんワクチン外来の開設について

がんペプチドワクチン療法

 人の身体の中で免疫の中心になるのはリンパ球ですが、リンパ球のうちがん細胞を認識し攻撃・破壊するリンパ球(細胞傷害性T細胞と呼びます)があることが明らかとなってきました。更にこのリンパ球は、がん細胞に発現している特異的抗原を見つけてがん細胞を攻撃し排除することも分かってきました。

 現在、様々ながん細胞に対する特異的抗原(アミノ酸が9個-10個つながった小さいペプチド)が多数発見されてきています。がんペプチドワクチン療法は、それらのペプチドを人工的に合成しワクチンとして皮下に注射することにより、がんに対して特異的に働くリンパ球を活性化し、更に増殖させてがんを排除しようする新しい特異的免疫療法の一つです。

 当院では大腸がん(抗がん剤の効果が無くなった方が対象)に対してがんペプチドワクチン療法の臨床試験を平成23年2月より実施いたします。またその窓口として、がんワクチン外来(毎週木曜日午後)を開始いたします。
この臨床試験は、ペプチドを発見した東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターとの共同試験で安全性の確認と共に、どの程度の効果を有しているのかを調べることを目的としています。具体的には3種類のペプチドワクチンを週1回皮下に接種します。

 今までに確認されている主な副作用は接種した部分が赤くなったり腫れたりする程度ですが、今後重篤な副作用が発生する可能性が無いとは言えません。

 この臨床試験に参加するためには、今までに受けられた治療法、HLAのタイプ(白血球の型、今回はA2402というタイプが対象です)、検査値等いくつかの条件がありますので、全ての患者さんが参加できるとは限りません。参加の条件は、下記リンクをご覧ください。参加を希望される患者さんは、現在の主治医に参加の条件を確認していただき(HLAのタイピング検査は当院で実施します。)、「診療情報提供書(紹介状)」を地域医療連携室(011-811-9110)にFAX送信していただいて、がんワクチン外来の受診予約をするようお願いいたします。

 なお、がんワクチン外来を受診しHLAのタイピング検査の結果及びその他の参加条件を確認のうえ当院責任医師が臨床試験参加の適否を判断いたしますので、ご了承願います。

 また、臨床試験の参加条件に適合した場合においても、ワクチン療法を同時に実施できる件数に限りがあること、症例によってはワクチン投与が長期間におよぶ場合があることからワクチン投与の開始時期が数ヶ月先になる場合もあることをご了承願います。

※本臨床試験は、実施件数が予定症例数に達した時点で終了となります。

参加条件(PDF:15.8kb) ≫

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がんペプチドワクチン療法の臨床試験参加までの流れ

がんペプチドワクチン療法の臨床試験参加までの流れ