
北海道がんセンター皮膚科は、皮膚に出現する良性および悪性の腫瘍を専門に治療しています。皮膚に出現する良性の腫瘍のほとんどのものは、小さなものであれば放置しておいて問題ありません。しかし見ただけでは良性か悪性かの区別がつかないことも多いので、両者の区別のために検査をすることもあります。良性だった場合には、手術を含めた治療によるメリットとデメリットをよく説明した上で、患者さんの希望に応じて治療をしています。
皮膚に出現する悪性の腫瘍には、有棘細胞癌、基底細胞癌、乳房外パジェット病、皮膚付属器癌、メルケル細胞癌、悪性黒色腫、隆起性皮膚線維肉腫、血管肉腫、カポジ肉腫などに加えて種々の悪性リンパ腫があります。
治療方法として手術療法、化学療法、放射線療法などがあります。腫瘍の種類に応じて、また腫瘍の病期に応じて、それらの治療方法を単独に用いたり、あるいは組み合わせたりしています。このような治療の過程で、内科的な知識が必要ですので、内科の医師達に協力してもらっています。また、癌に伴う疼痛に対しては、麻酔科の医師達に関与してもらっています。
皮膚科は最初は内科から派生した科ですが、現在では外科的処置をかなり多く施行する科となっています。当院でも生検(小さな皮膚片を採取して顕微鏡検査に提出すること)と手術を、1年間に500件以上行っています。このうち、手術室を使用しての手術は1年間で250件程度です。全身麻酔下での悪性腫瘍の手術は、リンパ節部の手術を組み合わせて行うことも多いのですが、そのような場合には形成外科をはじめとする外科系の他科の医師達の協力のもとに施行しています。
市内、あるいは近郊の医療機関との連携のもとで、上記の診療を行っています。
月〜金曜日 [診察受付…8:30〜11:00]

皮膚科学一般・皮膚腫瘍学
北大S53年卒、H元年博士
日本皮膚科学会所属
日本皮膚科学会皮膚科専門医
日本皮膚科学会皮膚科指導医