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各センターのご案内

内視鏡センター長就任のごあいさつ

内視鏡センター:藤川 幸司

内視鏡センター長 藤川 幸司

平成26年1月1日付で「内視鏡センター」が設置され、センター長を拝命しました。主な業務内容は、「内視鏡室」で行われる呼吸器・消化器内科の内視鏡関連およびX線透視を用いた検査・処置です。その内容は表1のように多岐にわたり、使用する機器も複雑化し、より高度な技術や管理が必要とされます。そのため、これまでも部門や業種の垣根を越えた取り組みが成されてきました。平成24年からは、臨床工学技士の皆さんに機器保守管理だけでなく、手技介助も協力していただいています。平成25年度からは洗浄助手さんが導入されました。また、内視鏡手術では麻酔科と連携するケースもあり、安全で円滑な業務に努めてきましたが、センター化にて、さらなる連携強化を考えております。

また、患者さんにとっても便利で身近なセンターを目指して、がん検診で要精査になった患者さんの地域医療連携室を経由した外来予約、鎮静下での検査の充実、ミニドックの検討など新しい取り組みを考えています。一方、外来スタッフによる検査説明や入院患者さんの術前訪問など、従来の業務も見直し、患者さんの要望に応えられるよう改善していきたいと考えております。

昨年12月には大腸カプセル内視鏡を導入し、1月1日からは保険適応になりました。道内では3施設、札幌市内では当院が初めての導入です。大腸検査が必要な患者さんで、大腸ファイバーでは癒着などで痛みが強かった方や挿入困難だった方、腹部手術歴がある方はカプセル内視鏡の良い適応かもしれません。また、CTによる大腸仮想内視鏡検査も行っております。今までは苦痛で困難だった検査が、新しい機器によって可能になりますので、地域医療連携室にお問い合わせください。

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