◆子宮頸部がんの治療成績
 ここにお示しするのは1997年から2001年に当院産婦人科で手術治療を行った患者さんの生存曲線です。

死亡の原因が何であれ、亡くなった患者さんはすべて死亡として扱っています。
子宮のうちでも膣に近いところを子宮頚部と呼びますが、ここにがんが発生したものが子宮頚部がんです。
このような子宮頚部がんの患者さん全体をがんのステージを問わないで表示したのが【子宮頚部がん-1】です。5年生存率で80パーセントを少しだけ切る程度ということになります。


 【子宮頚部がん-2】はこれをステージ別に分けてグラフを描いたものです。ステージの違いは色を違えています。
ステージが進むにつれてグラフの下降の傾きが強くなっていくのがおわかりになると思います。ステージ 0 というのは本当に初期のがんでこれ自体が患者さんを死に至らしめることはまずありませんが、 グラフを見ると何人かが亡くなっています。
この方たちは、子宮頚部がんで亡くなったのではなく、別の原因で亡くなっています。ステージ II の5年生存率はは80パーセント以上となっています。