<化学療法研究室> 
 各種の抗癌剤,麻薬、抗生剤などの血中濃度を測定して、これらの薬剤の至適投与方法を確立したり、がん化学療法施行に際して症例ごとに最も有効な治療選択をおこなうことを目的とした研究をおこなっています。

<遺伝子工学研究室>
 従来の病理学的手法では確定診断が困難な軟部悪性腫瘍について遺伝子診断を行なったり、遺伝子解析により小児白血病,神経芽細胞腫などの予後推測に寄与する研究をおこなっています。

<細胞工学研究室>
 造血器悪性腫瘍を含め,小児悪性腫瘍の集学的治療、とくに造血幹細胞移植と超大量化学療法で予後の改善につとめている。初発時骨髄浸潤をみた症例では造血幹細胞保存液中の微小残存病変が再発の原因となるため、それを発見する研究を行なっております。

<臨床病理研究室>
 肺腺癌の組織的な浸潤と予後の関係について臨床病理学的研究を行なっている。さらに、固形がんの発生,進行の機構を組織学的および分子生物学的に解析して、診断、予後推定への応用をはかる研究をおこなっております。

<がん臨床情報研究室>
 施設内外のがん診療に伴って発生する診療記録,検査情報、投薬など様々な情報の整理,保管と効率的利用方法について研究し、がん診療の質の向上を期する。
 遠隔地からデジタル細胞画像の転送による細胞診断,病理画像の転送による術中迅速診断の実践を通じて、テレパソロジーの有効性を明らかにし、また、がん登録,退院患者要約の効率的蓄積,利用の方向性を検討している。