外来診療について



1) 乳腺疾患の発見、乳癌検診

・乳腺の診察
     乳房にしこりなどの症状がある場合はもちろん、検診などで異常の指摘・再検査通知を
    された場合の精密検査、また自覚症状がない場合の定期検診等を行っています。
     紹介状のない方も受診できます。お気軽にご相談ください。
・超音波検査(エコー検査)
     超音波検査は外来で簡単にできる、体に対して痛みなどの侵襲がなく、かつ非常に有用な検査です。
     触診でわかる癌は全て超音波でも見ることができます。また、しこりの良性・悪性や性質などについて
    もある程度の予測が可能になります。
     必要に応じて高解像度の超音波機械を用いた検査も行っており、非常に小さな病変でも描出が可能
    となっています。
・マンモグラフィー(乳房のレントゲン写真)
     マンモグラフィーは、乳房を挟み込んで撮影するレントゲン写真です。マンモグラフィーによって、
    癌の早期発見はもとより、触ることのできないタイプの癌も見つけることができるようになってきて
    います。乳癌検診は視診・触診のみでは有効ではないと考えられています。
    このため、しこりなどの自覚症状がなくても、2年に一度のマンモグラフィーを併用した検診を
    受けることが推奨されています。
     当院ではマンモグラフィー精度管理中央委員会の認定を受けた技師・医師による撮影・読影を
    おこなっています。
・超音波ガイド下細胞診、針生検
     超音波を用いて、腫瘍を見ながら確実に針を腫瘍に刺すことによって、検査の精度をより高い
    ものにしています。
     手術前に細胞診や針生検によって可能な限り診断をつけておくことは、乳房温存手術を行う上でも
    重要であると考えています。



2) 手術後の定期検査、経過観察

・乳腺の診察
     乳癌手術後の定期診察は、乳癌の種類や進行度などによって異なりますが、基本的には
    手術後2年目までは3ヶ月に一度、2年目から5年目までは6ヶ月に一度、5年目から10年目
    までは12ヶ月に一度、10年目以降は2年に一度の触診および採血検査をしています。
    この他に1〜2年に一度のマンモグラフィー、また必要に応じて超音波検査や、CT・MRI・シンチなど
    の全身検査をおこなっています。
・投薬(内服、注射、点滴)
     内服 : 乳癌手術後の内服薬の投薬をおこなっています。
         服薬後の副作用などがなければ薬の種類にもよりますが、3ヶ月分ずつの投薬も可能になります。
     注射・点滴 : 主に外来でおこなう抗癌剤治療です。ほとんどの抗癌剤治療が、外来通院で可能に
            なってきています。詳しくは抗癌剤治療の項目をごらんください。
・採血検査
     採血検査では、腫瘍マーカーの測定をおこなっています。内服薬の投薬中の方には、副作用をチェックするために 
     一般血液検査(白血球や貧血などの検査)、生化学検査(肝機能・腎機能など)の採血検査もしています。
     腫瘍マーカーはCEACA15-3NCC-ST-439の3項目について定期的に測定しています。
    これらは乳癌において高くなりやすいマーカーであり、再発などの有無を調べる目安にしています。
・超音波検査、マンモグラフィー
     一方の乳房に乳癌ができた場合、その反対側の乳房に乳癌ができる確率は、乳癌になったことの
    ない人に比べて高くなっています。
     こうしたことから、乳房温存手術をおこなった人のマンモグラフィーはもとより、乳房全摘手術をした
    場合でも、反対側の乳房のマンモグラフィーは1〜2年に一度必要です。
・CT、MRI、骨シンチ
     手術後の定期検査で再発が疑われる場合(腫瘍マーカーが高くなったなど)や、再発による症状が現れた場合に
     検査をおこなっています。



3) 再発の治療

・手術
・投薬(内服、注射、点滴)
・放射線治療〜放射線科との連携



4) セカンドオピニオン

他医での診断についての相談など
   



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